匿名で想いを届けるマッチングアプリ「Letter」をリリース

News Release

「Letter」リリースのお知らせ

Ideapp合同会社は、想いを“匿名の手紙”として届ける新たなマッチング体験を提供するスマートフォンアプリ「Letter」を2025年6月に正式リリースいたしました。

本サービスは、従来のマッチングアプリが持つ“即時性”や“効率性”に一線を画し、静かに気持ちを綴るという「文通的な出会い」を可能にします。直接では伝えられない想いを、時間をかけて届ける——そんな体験を提供いたします。

Screenshot 1
Screenshot 2
Screenshot 3
Screenshot 4
Screenshot 5
Screenshot 6
Screenshot 7

👉 横にスクロールできます


なぜ、「Letter」だったのか

マッチングアプリ市場において、急成長の鍵は広告によるユーザー獲得と、そのスピードにあります。しかし、Ideapp合同会社はこの常識を前提としない、新たなモデルに挑戦しました。

「Letter」は、ユーザー数が少ない状態でも成立することを前提に設計された、まったく新しいマッチングアプリです。出会いを前提とせず、「誰かへの想い」を匿名の手紙として投稿する行為そのものが価値となり、そのお手紙がデータベースとして蓄積されていくことで、少ない資本でも出会いのプラットフォームを成立させる可能性を秘めています。

私たちが着目したのは、「すぐにマッチングさせる」ことではなく、「想いが自然と届く環境をつくる」こと。そしてそれは、巨大な広告費や瞬間的なスケールではなく、“ユーザーの行動そのものがアプリを育てる”という、持続可能な構造を持った設計思想です。

また、「地図から誰かの手紙を読む」という独自のUIは、位置情報と物語性を組み合わせた体験を提供し、従来のマッチングアプリにはない偶然性と情緒をもたらします。このマップ機能や投稿UIは、将来的に別のプロダクトへと転用可能なコンポーネントでもあり、「Letter」は単体のサービスでありながらも、機能資産としての価値を持ったプロジェクトです。

Ideapp合同会社では、ノーコードを活用した高速な開発体制を活かし、「Letter」で得たUI・UX・技術基盤を流用することで、新しい着想さえ生まれれば即座に次のプロダクトを市場へ投入できる環境を整えています。
恋愛、地域コミュニティ、日記的SNS、位置情報を活用した学びの場など、あらゆるテーマに転化可能な「出会いの器」として、「Letter」は今後の展開における起点となるのです。

本プロジェクトは、Ideappが今後展開する「非スケール型・思想先行型プロダクト群」の試金石であり、小さく始めて、大きな意味を問うアプリづくりの象徴です。

今後の展望とFlutterFlowへの移行

今後はさらなるユーザー体験の向上と、ネイティブアプリとしてのパフォーマンス向上を目指し、開発基盤をFlutterFlowへと段階的に移行予定です。これにより、より滑らかな操作性や多彩な機能が実装可能となり、グローバル展開への布石ともなります。